第2章 中学生
ド「よしっ!じゃあ、一旦この話は
おしまいとして…りこデート行くか!」
「う…うん。」
ド「あっ。マイキー、三ツ谷。
お前ら俺らの跡つけようとか思ってんだろ?
これはりこが俺と二人でデートしたいって
臨んだことだから邪魔すんなよ」
三「ドラケンにはすべてお見通しか…」
マ「え、ばれなきゃ平気ダロ?」
三「ドラケンキレた時は、お前に任せるよ。
俺じゃ腕っぷしかなわねーし」
マ「じゃぁ、尾行すんぞ!
どうせケンチンのことだから
牽制したところで俺が怯まねぇってことはわかってから」
「ねぇ、ドラケン。
ちょっと無粋なことかもしれないけど
聞いていい?」
ド「なに?」
「言いにくいんだけど、いつから私のこと好きなの?
マイキーはともかくさ…ドラケンあんまりそんな素振り
なかったから、ちょっと意外で…」
ド「いつかってのは、ハッキリ分かんねぇけど
その気持ちに気づいたのは最近だな」
照れくさそうに笑うドラケンに心が揺らぐ
だって…だって、見た目あの強面なのに
いきなりはにかんだ笑顔見せたりするんだよ?!
ギャップえぐくない?!
あー、私ドラケンのギャップに殺されるかも…
ド「で、りこはどうなんだ?」
「何が?」
ド「二人の手前ああいったけど、りこ中で
優位に立ってるやつとかいんの?」
「んー…まだ私にはよく分からないかも…
今日初めてみんなの本心を聞けて
驚いたのもそうだけど、何よりも本当に
うれしかったから!」
ド「…」あー、りこやっぱかわいい。。。
「黙り込んでどうかした?」
ド「いや、なんもねぇ。
それより、ゲーセンでいいか?」
「うん!!!」