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ただ、イチャつきたいだけ

第2章 中学生





マ「ははっ!りこ顔真っ赤じゃん!!!」

ケタケタ笑うマイキー


「いきなり…いきなりさ、こんな事言われて
赤くならない方がどうかしてるって!!」



マ「だって、いきなりじゃねーもん。」
いきなり真剣な眼差しでこっちを見てくる



そういうギャップだよ…
そういうギャップが私のペースを狂わせる…



マ「すぐには、選ばなくていいって言ったけど
俺はそんなに待てる自信もねえ。
今までアピールしてきたのに
りこぜんっぜん気付かねぇんだもん」
あ、いつもの笑顔のマイキーだ。


マ「だから、ケンチンにも三ツ谷にも負ける気ねぇよ?
いざとなったら強硬手段とるからな!
早く俺のヨメになれよ」


マイキーはこんなに、ストレートに
ぶつけてくる人だっけ?



三「マイキー。りこを急かすな。
まあ、あれだ…
かっこつけて、すぐに選ばなくていいっつたけど
マイキーの言う通り俺らには
返事を待てない限界がくる。
その時は俺も物理的でいいから
りこ手に入れようとしちまうかも。」



物理的にって…え?そういうこと????
三ツ谷ってそんなタイプだったの?!

と心の中で思っていると
三「だから、俺らは“男“だっていったろ?」
心の中見透かされてる?



「わ…かりました…」
こうなったら素直に返事するしかないと思った




ド「そんなに身構えんな。
何も直ぐに取って喰おうと思ってる訳じゃねぇ。
まあ、正直俺らも思春期真っ只中の男だから
ヤリたくねぇっつうのは嘘になるけどな」
ケラケラ笑いながらどストレートに伝えてきた



「わかったから!…
わかったからそれ以上言わないで!///
私こんなの初めてで、耐久性持ち合わせてないから!!」



ド「顔タコみたいなってんぞー」



マ「さっきも言った通り、ガンガンアピールするから…」

「「「覚悟しとけよ」」」



私の王子様はみんな積極的みたい…



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