第2章 中学生
「まぁまぁ、俺らと一緒だったから
結果オーライだろ?」
「んー、まあ、そうだね〜
これからみんな1年間よろしくね!」
「ん?りこと俺は3年まで一緒だぞ?」
「え?どういうこと?」
「さっき担任脅しといたから♡」
「おい、マイキー!抜け駆けすんなよ!!!
俺も一緒だろーな?!
お前俺がいねーと何も出来ないんだから!」
「ケンチンの事は言ってないー」
「さすが唯我独尊天井天下だな(笑)」
もう、三ツ谷は呆れてる
「それより、私の席どこ?」
「俺のとなりー♡」
「いやいや!隣なはずなくない?!
まず、中学から席が男と女に分かれてるはず…………」
そう言いながら黒板の前に貼られてる紙を見に行くと
ばじ
ケンチン りこ おれ
みつや
「んんんんんんん、おかしいってこれ!!
なんで、私囲まれてんの?!
しかも、これ印刷の上からマイキー書いたでしょ?!
他の人に迷惑かかるからやめてよー!!」
「周りの奴らには俺から交渉したから大丈夫だって!」
「止めるの大変だったんだぞー
もう、りこが居ないと収拾つかないと思って
ドラケンに呼んできてもらったんだよ」
いや、止めれてないじゃん!
周りをそっと見てみると、顔にアザがある子たちが
視界の端に入ってくる…
あ、もう私新しい友達できないわー覚悟した笑
「…マイキー、ちょっと話があるから
廊下きて…」
呆れてものも言えない…
「え?!俺入学早々呼び出されてる?!♡」
「もう!ふざけないで!!
ほら来て来て!!」
マイキーの手を引っ張って廊下にでた