第2章 お出かけ
クラリネス王国
首都ウィスタルーー…
1人の赤い髪の女の子が登場を訪ねていた。
「すみません
近衛兵団の木々さんかミツヒデさん、
もしくはあかねさんに面会を…」
「あっ?!
あーーーっ
きみ、もしかしてっ…」
衛兵のひとりが白雪を指さして言うと、
もう1人の衛兵が頭をスパッと叩き
「はっ
ゼン殿下よりお客人だと伺っております!」
「ゼンに?」
「“赤髪の白雪”どの!」
「あ、はい」
白雪は門を通り抜け歩いた。
「おっどろいた〜
赤い髪なんて
自分初めて見ましたよ」
かっこえ〜と感嘆の声を上げると
「殿下を呼び捨てなのにも
驚くけどな…
あとでみんなに自慢しよ」