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赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】
第9章 ラジ王子の訪城
そのままお開きになり、ラジは客人として、部屋へ案内されることになった。
「あかね」
「はい」
「ラジどのを案内して差しあげて」
イザナは控えていたあかねに声をかける。
「承知しました。
ではラジ王子、こちらへ」
「あ、あぁ・・・
では、イザナどの」
「えぇ」
ラジはビクビクしながらイザナへ声をかけ、あかねの後を着いて歩いた。
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