第8章 甘い一夜 ※
「あかね嬢・・・」
オビの低い声を聞き、ビクッと身体を震わせ、あかねは涙目になりながらオビを見つめた。
オビのモノは一層血液が集中し、痛いぐらいパンパンに張っている。
「あかね嬢・・・挿れたい」
あかねの頬を撫でたオビは、そのまま頭を抱えて抱きしめながら耳元で伝えると、あかねはオビの背中に手を回した。
「オビが欲しい・・・」
あかねがそう言うと、オビはあかねの太腿を開き、割って入ってきた。
ぬち…と硬いモノが当たり、自分を組み敷くオビを見上げると、オビの真っ直ぐな目と目があった。
そのまま、ゆっくりとナカに入ってきた。
ズズズ…
「っあぁあっ!!」
「っ…あかね…」
さっきよりも強い圧迫感があかねを襲う。
ひとつになったとき、オビはあかねの身体をぎゅっと抱きしめた。
「悪いんだけど・・・手加減できる余裕がないわ」
「ん・・・全部、受け止めるから・・・」
その言葉を聞いて、オビは埋めていた腰を引いて一気に打ちつけた。
「あぁっん」
だんだん動くスピードが早くなり、ナカに入っているモノもさらに大きく硬くなりながら、出し入れを繰り返される。
「あっ・・・ん、き・・・もちぃ、ッ!あぁっ」
ズッズッと挿入を繰り返す音と、腰を打ちつけてパンパンッと鳴る音、どちらも耳にクリアに聞こえ、快感を増幅させる。
「や・・・も、だ、め・・・またイクっ・・・」