第8章 甘い一夜 ※
大きく体を震わせてイッたあかねは、大きく息をしていた。
「はぁ・・・っ」
「あかね嬢・・・気持ちよかった?」
オビは指を抜き、あかねの唇に軽く口付けると、頭を撫でながら聞いた。
「ん・・・」
コクッ・・・と頷くと、オビは
「でもさ・・・まだまだこれからだよ?」
と言うと、ニヤッと笑いながら、指を2本に増やした。
「あぁっ・・・ちょ、まっ・・・オビ、だめ、あっあぁ!!」
グチュ・・・と蜜壷から音がして、あかねの羞恥心をさらに煽った。
オビはそんなあかねの顔を見ながら、指の動きを止めることは無かった。
「あかね嬢・・・ナカがビクビクしてる・・・
もうイキそうなの?」
そう言いながら、オビは胸の先に舌を這わせた。
「ああぁ!!だめ、だめぇ!!!」
再びイッてしまったが、オビの手は止まることはなく
「あああぁ!!ぇ、ねぇ、まって・・・ほんと、もう・・・むりぃ」
「待たない
もっと感じて?あかね嬢・・・」
オビは胸から離れて耳元でそう囁くと、耳を甘噛みした。
「っ!あああぁ!!」
くたっと力が抜けてしまったあかねのナカは、指をぎゅうぎゅうと締め付けていた。
指を抜くと、オビの指はビシャビシャに濡れており、オビはそれを愛しそうに舐めた。
「ちょっ・・・!なにして・・・っ」
あかねは慌ててオビの手を止めた。