第8章 甘い一夜 ※
「んっ・・・はぁっ・・・ん・・・」
はじめは唇を合わせ、唇を下でなぞられていたが、息苦しさから口を少し開けると、オビの舌が口内に入ってきた。
舌を絡められとられ、息も絶え絶えになりながら、あかねは声を漏らしていた。
しばらく口内を犯されていると、オビの手が頬からあかねの胸へと移動した。
ビクッ!!
「んっ!お、オビ・・・」
「ん?どうかしたかい?あかね嬢」
オビは唇を離し、あかねを見つめた。
手は胸に置いたまま。
「ど、どうって・・・」
キスで息が切れたからか、この後の行為を想像してか、その両方か・・・あかねは目元を潤ませながら、顔を赤くしてオビを見つめた。
「もう、止められませんよ・・・
好きです、あかね嬢」
オビはそう言うと、服の上から胸を揉みながら、首筋に舌を這わした。
「ん!・・・はぁ・・・あっ!」
「・・・脱がすよ」
そう言うと、オビは器用にあかねの服を脱がし始め、いつの間にか上の服は下着のみになっていた。
オビはそのまま背中に手を回し、下着のホックを外し、下着も取り払った。。
「お、オビ・・・」
あかねは両手を胸の前でクロスさせ、胸を隠した状態で声をかけた。
「ん?どうした?」
「は、恥ずかしい・・・」
オビはふっ・・・と笑うと、あかねを見つめた。
「・・・綺麗ですよ」
「オビ・・・」