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赤い瞳のわたしと【赤髪の白雪姫】
第6章 ラクスド
ウィスタル城・・・
「何だ?
向こうが騒がしいな」
「侵入者ですかね?」
「呑気に言うな」
「いやだな、冗談ですよ
あ、おーい
何かあったんですかね?あっち」
門兵2人が話していると、近くを侍女が通ったため、声をかけた。
「殿下がご帰還されたんです!
星影の門!」
「え?
珍しいな
ゼン殿下が星影を通るなんて・・・」
「いえ!
ゼン様ではなくてーー・・・」
城内では、ハルカ侯が頭を下げて迎えていた。
「お帰りなさいませ
イザナ殿下」
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