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progress ~東リべ卍~R18~

第7章 reborn



次の日の喧嘩賭博は
1番体の弱いタクヤだった。


代わってやりたい…

そうみんなが言う中、タクヤは笑顔で
大丈夫だと言う。


ダセーと思ってたけど、やっぱカッケー奴らだ。

俺、中学の時こんな良い友達いたんだな。






「はーい!お集まりのみなさーん!
本日の対戦カードはメールで送ったとーり!
桜中の小島!そして溝中の山本だぁぁ!!」



そこかしこから歓声が響く中、
タクヤの険しい顔を見つめる。


「始めろ」


キヨマサの声でゴングが鳴った瞬間、
俺は意を決して立ち上がった。


「ちょっと待ったァァァァ!!!!」


一瞬で場が静まり返った。


「なんだてめぇ、コノヤロー」

「た、タケミチ?」



「いやー毎回毎回似たよーな試合じゃつまんなくないっすか?もっとおもしれ〜もん見たいっしょ?」


立ち向かわないと…
逃げちゃダメだ…!

過去でも現代でも。



「例えばさ、キングVS奴隷。」



俺が変わらないと、
何も変えられない!!




「キヨマサ先輩。
タイマン買ってくれよ。」



もう、逃げねぇ。



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