• テキストサイズ

progress ~東リべ卍~R18~

第35章 repel*



何度もキスをしながら力強く腰をうちつけてくる。

耐えるように顔を歪めている三ツ谷の色気が凄まじくて、ランはこれ以上顔を直視できなかった。


「…くっ… ラン…俺を見て」


「むっ…り…っ」


「見ろよ…」


恐る恐る目を開くと、
少し動きを緩やかにした三ツ谷と目が合い、
切なげに微笑まれた。


「そうして俺だけ見てろよ…」


「う…んっ……はぁっ…あっ…」


ゆっくり抱き起こして対面する形で上から突き上げられ、ランは三ツ谷の体に強くしがみついた。


すごい奥まで来る…
おかしくなりそう…



「あっ…あっ…んぁっ…」


「はぁっ…はっ…やべ…気持ちよすぎ……」


最奥を激しく突かれて
頭がクラクラする。
意識が飛びそうなくらい感じてしまう…


「隆っ…もっ…無理っ…イッちゃっ…」


ガブ!


「っっ!!」


急に首に噛み付かれた三ツ谷が一瞬ピクっと体を強ばらせた。


はぁはぁと息を荒らげてグッタリしているランが、「ハッ」と三ツ谷の噛み跡に気が付いた。


「っっ……や…だ…ごめっ、ごめんっ…」


「………。」


三ツ谷は驚いたように目を丸くしている。


「…なに…してるんだろ…私っ…
ホントにごめっ…サイテー私…っ」


「…… ラン?別に大丈夫だこんなの。」


「でも痛そうだしっ」


「見くびるなよ?俺そんなヤワじゃねえんだよ」


三ツ谷はニコッと笑ってまたランを押し倒した。


「こんなんかすり傷のうちにも入んねーよ」


泣きそうな顔で噛み締めている下唇に口付け
優しく髪を撫でた。


「てか俺もいっぱい俺の印をランに付けてるし、好きな女と愛し合った証って感じで俺は嬉しいよ」


その甘い言葉に心臓を鷲掴みにされた感覚がした。
/ 996ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp