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progress ~東リべ卍~R18~

第27章 reflex



ドサッ…ー


乾 「どうしたボス…?」

九井「嘘だろ?ボスに膝つかせやがった!?」


タケミチの前で、大寿は息を荒くしながら
膝をついていた。


三ツ谷「東マンの隊長クラスなめんなよ」

千冬「すげぇ相棒…」



大寿「ちっ…痛くも痒くも、ねぇ…」



八戒 「やめろよタケミチ!!
お前はっなんも変えれねぇんだよ!!!」


「あ"あ"ぁぁあぁぁあぁぁあ!!!!」


何も無かったんだ。
心を許せる友達も愛する人も。

独りぼっちだった。



「違ぇよ、八戒…
変えれねぇのはお前だ」




未来を変える。
1番初めにそう誓ったのはアッくんが死んだ時。

あのときは1人で全部背負った気になって
不安で不安でどうしようもなかった。

でも少しずつ少しずつ…
みんなが認めてくれた。

マイキー君、ランさん、ドラケン君、
場地君、千冬…


そんな皆が…未来では……


"東マンを頼むぞ、相棒"


ここで踏ん張ったって
未来は変えられないかもしれない。

でも万が一が…あるなら…!!



「万が一…未来を変えれるなら…
命をかける価値はあるだろ?」


「もう…やめろって、タケミっ」


「八戒…頑張ることは辛くねぇよ。
1番辛いことは…"孤独"なことだ。」


タケミチは血塗れの顔で笑っている。

そのとき、柚葉も目を覚まし、
膝をついている大寿に目を見張る。


「八戒…お前の守りたかったもの…
柚葉は俺が守る!」


「違うんだタケミっち…
俺っ……」


八戒は何故か涙を流しながらその場に膝をついた。
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