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progress ~東リべ卍~R18~

第6章 recall



頭の中に、万次郎がこれに乗っている様が浮かんだ。


「このバイク…マイキーが乗ったらめっちゃカッケェだろうなぁ……よし、ワイヤーカッター貸して。」


「おう。」


ガチャガチャ


「くっ…なかなか切れねぇ…
キーチェーン押さえとけ」


「ああ。」


場地はじわりと汗を浮かべながら奮闘した。



「急げ!10分たっちまうぞ…」


「ちっ。かってぇ……あ、切れた!」


「よっしゃ、運び出すぞ!」


「シャッター開けてくるから外出るまでエンジンかけんなよ!」


「オッケー。うまくいきそうだな、一虎。」


「ああ!外で合流だ。マイキーの喜ぶ顔が目に浮かぶぜ!」


あぁホントそうだよな…
と、場地は初めにあった罪悪感は嘘のように消えていた。

最高の誕生日にしてやるぜマイキー!!
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