第22章 rapidly
集会当日。
すっかり有名になっているタケミチは周りの隊員たちにコソコソ注目されていた。
「似合ってねぇなぁお前!」
タケミチの特攻服姿に、ドラケンが笑う。
「ですよねぇ!着せられてる感ハンパねぇっす!」
タケミチは照れたように返した。
しかしドラケンはしっかりと向き合った。
「改めて、東京卍會へようこそ。」
「はい!よろしくお願いします!」
タケミチも深く頭を下げる。
「よし、集会始めんぞ。
お前にとって大事な集会だ。覚悟しとけ。」
万次郎の前に行くと、
なんと万次郎の隣になぜか
半間修二と松野千冬が並んだ。
「え…なんで?半間に…千冬…?」
この集会で俺に話があるって聞いてきたけど
どういうことだよマイキーくん…
「今日の集会は荒れんぞー
血のハロウィンの総決算だ!」
「オイオイなんだあいつ」
「なんで東マンの集会にバルハラの半間いんだよ」
周りもざわつき始めている。