第21章 rise*
「えっ…なにこのクッションたち…かわいい〜」
「え、突っ込むとこそこ?!
まぁいーや。余った布で皆が作るから溜まってく一方なんだよ。貰ってっていーよ。」
「ほんとに〜?わーい!」
「・・・」
(俺、今いちおーベッドメイキングしてんだけど?
そこに突っ込んでくんないかなぁ?)
ま、いーや。
こーゆーところもかわいいから。
心の中で笑いながら三ツ谷はおもむろにランをそこに押し倒した。
「これなら痛くねぇだろ?」
「あ…うん…。ホントにここでするの?」
「……今更何言ってんだ?
むしろ燃えるだろ、部室でなんて…」
「うん…すごく…興奮しちゃう…」
顔を赤らめて少し微笑むランに、三ツ谷の鼓動がドクドクとうるさくなる。
(やば…そーゆー言葉がランから出てくるだけで…もう…やべえ…苦しくなってきた。)
三ツ谷はランに啄むようなキスを落としながらゆっくりと制服の下に手を入れてブラの上から乳房をなぞった。
ビクッとランの体が跳ねたが、お構い無しに今度はブラの下に手を這わし、直に揉みしだいた。
「んっ…あ、んぅ…っ…」
「ふっ…あんま大きな声出すなよ?」
あー可愛すぎる。やばい…
なんとか荒ぶる欲望を押さえ込みながら
首筋にキスをし、制服を捲りあげて乳首を口に含んだ。