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progress ~東リべ卍~R18~

第5章 refine



そしてようやく特攻服が出来上がった。

その日は皆をいつもの喫茶店に呼び出した。



「わりぃー遅れたー。場地がチンピラに絡んでよぉ」

「てめぇ!俺だけのせいにすんじゃねーよ!」


一虎と場地はまたも顔中傷だらけで現れた。

パーちんもすぐに入ってきた。


「おおおー!かっけえええ!!
東マンのトップクができてるー!!!」


「おお!本当だ!すげーな三ツ谷もランも!」


「すげーなじゃねーよ。なんでも俺に押し付けやがって。ランいなかったらこんなに早くできなかったぞ」


ひとまず皆にお披露目は終わった。


「ラン、お前ちょっと羽織ってみろよ」


場地に促され、ランは羽織を羽織ってみた。


「「おおおおおおーーっ!!」」


皆の歓声に包まれる。
それくらい、ランにはその黒いトップクが似合いすぎていた。


「案外そのリボンちゃんも違和感ねぇな。」

「つーか、ラン、レディースチーム作ればぁ?」


その言葉にランは顔を顰める。


「なにそれどーゆー意味?今更私が女だからって」

「違う違う!似合いすぎてるから言っただけだよ。いちいち歪曲して考えんなよもーっ!」


「うん、でもホント似合ってるよラン。」


にっこり笑う三ツ谷によってランは押し黙り、皆も笑顔で大きく頷いた。
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