• テキストサイズ

progress ~東リべ卍~R18~

第17章 resolute



ガバッと一虎に抱きつかれたタケミチ。


「え」


「わー!うれしーっ☆お前がタケミチかー!
同中の一個下に東マンの奴がいるなんてっ!
よしタケミチ!バルハラのアジト行くぞっ!!」


そう言って半ば無理やり引っ張ってくる一虎。


「へ?!バルハラのアジト?!」


廊下に出ると、松葉杖をついた傷だらけの男たちがいた。


「?!あの…どちら様ですか?」


「ん?俺の一番信頼してる後輩。」


「へ、へー…なにかあったんですか?」


「昨日、俺が折った。」


何の気なしに微笑みサラっと答える一虎に冷や汗をかく。


「え…一番信頼してる後輩なんですよね?」


「うん☆」


「一虎くんになんか文句ある?」


松葉杖の男たちから睨まれてしまった。


「いや…」


(なんなんだこの人たち…
なんで足折られて平然としてられるんだよ。
なんにせよこの一虎って人…絶対ヤバい!!)


しかもバルハラのアジトって敵のど真ん中!
絶体絶命のピンチやん!!

この人について行ったらやべーんじゃねぇか?


「緊張すんなって。皆に会わしてやっから☆」


みんな?!
ひょっとしてこれって…

場地くんに会えるチャンス?!


/ 996ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp