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progress ~東リべ卍~R18~

第12章 reconcile



もう8月1日になってしまった。

タケミチは絶対安静と言われていたためこの3日間、暇すぎて家で特大パズルを完成させていた。

そんな中、アッくんたちがお見舞いに来てくれた。


「いやー、橘から、タケミチ入院したって聞いてビックリしたよ。メビウスとモメたんだって?お前よく生きてたな」


「う…うん…」


「メビウス壊滅だってね。
つか、東マンのキヨマサくんの隊のトップがパクられたんでしょ?」


「うん…パーちん……あ!
マイキーくんとドラケンくんは?!」


「あぁ…やべえらしい。
今にも東マンが2つに割れそうなんだ」


!…やっぱり…



「見舞いに来たぞ〜タケミっち。」


「「ドラケンくん?!?!?!」」


いきなり部屋に入ってきたのは紛れもなくドラケンだった。
買ってきてくれたスイカを皆で食べたあと、ドラケンは深刻な顔をして言った。


「パーは結局、1年以上は出てこれねぇ」


「…メビウスの長内は?」


「生きてる。長内死んでたら成人まで出てこれねぇよ」


長内は未来でも生きていたし、
とりあえずはよかった…のか?


「マイキーくんは…?」


恐る恐るその名を口にした途端、
ドンッとドラケンの拳がパズルに置かれ、3日かけて完成させたそれはバラバラになってしまった。
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