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progress ~東リべ卍~R18~

第9章 resolve



ドラケン「落ち着け。おい場地、てめぇ内輪乱すようなことしてタダじゃ済まねぇぞ」


マイキー「理由もなく手ぇ出したんならお前はしばらく集会出禁だ、場地。」


場地 「あぁ、いいぜ。上等だ。」


場地は真顔のまま去っていってしまった。


ドラケン「心底わかんねぇ野郎だなあいつは…」


マイキー「三ツ谷、大丈夫か?」


三ツ谷「大丈夫じゃねーよ。ったく何がしてぇんだよあいつ」


ランは急いで三ツ谷にハンカチを差し出す。


「…ありがとう」


三ツ谷はそう言って
切れた口端をハンカチで抑える。



ランは、遠ざかっていく場地のバイクの音を聞きながら顔を歪める。


なんだったんだろう…


私にキスをした三ツ谷くんが
気に食わなかったってこと?


だとしても、いきなり殴るなんて…


最近の圭介ってなんだかよくわからないよ。


集会出禁とか…
しばらく会えないのかな…



三ツ谷くんといい圭介といい
何考えてるのかホントわけわかんないよ…



でも…
そんなこと考えてる場合ではない。



ランはこれからのメビウスとの抗争について思考を切りかえ、今日のことはもう何も考えないようにしようと決めた。
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