第9章 resolve
「あ"?俺は馬鹿だからわかんねーんだよ!んなこと!」
「パーちんの脳ミソはミジンコだぞオラァ!」
「わかんねーなら出しゃばんなボケェ!!」
「おいパー!!黙ってろ!」
その怒鳴り声の主はドラケンだった。
「あれ?春樹、私説明しなかったっけ?!」
向かってきたのはランだった。
「チッ…」
「お"い春樹てめぇ、私に舌打ちしたか?今」
ランの眉がピクリと動き、
急いでぺーやんが前に出た。
「ごめんラン!ごめんドラケン!」
パーちんを連れて去っていってしまった。
「ごめんね、タケミチ。あいつ今気ぃ立ってんのよ」
「許してやってくれタケミっち。」
ランとドラケンが眉を顰める。
「あ…はい…」
(にしても…むちゃくちゃな人たちだったなぁ。
いきなり蹴られるなんて…
暴走族こえーーーー……)