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progress ~東リべ卍~R18~

第8章 resist



タケミチは授業中、頭を抱えていた。

会わなきゃいけない一人、佐野万次郎には会ったけど、稀咲鉄太はまだだ…

この2人を出会わせないって、
よく考えたら超むずくね?!

この先どうしたいいのかわかんねーよ!


「なんだお前ら!」
「どこ中だ!?」



「…ん?」


廊下がなにやら騒がしいことに気が付いた。


ガララッー


「お!いたいた!」


「え?」


「遊ぼうよタケミっち♡」


ランの時と同じ登場の仕方をする万次郎。

タケミチは当然困惑の表情を浮かべているし、周りも戦慄している。


「え…君たち授業中だぞ…」


教師なんか目に入ってないようだ。
ドラケンもランもいる。


めちゃくちゃやこの人たち!
と思いながらもタケミチは急いで廊下に出る。


すると廊下では、生徒たちが伸びていた。


「な、なんすかこれ…」


「あ?このゴミ?なんかムカつくからノシといた」


えっ…なにそれ…

しかも……

ランとかいう人…
本当にゴミを扱うみたいに足で転がしてるし…


「お前ら全員ここへ並べ〜
うつ伏せでな。」


ドラケンが生徒たちをうつ伏せに並ばせ、なんとランを先頭に背中をポンポンと踏みつけて渡り歩き始めた。
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