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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第53章 天命


(第三者目線)


それからも光秀は死線をさまよい、数日後ようやく峠を越した。

危うい状態だったが、舞が佐助に託した抗生物質が功を奏した。


謙信「お前の天命はまだ尽きていないようだな」


謙信はまるで『しぶとい』と言わんばかりの顔つきだったが、光秀の世話に余念はなかった。


謙信「個人的にお前のような小狡い人間は好かん。
 だが舞を救ってくれた恩がある。
 今は助けるが、治ったらどこへでも行くが良い」

光秀「…かたじけない」


光秀は何を考えているのかわからない顔で、必要以上に言葉を発しなかった。


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