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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第50章 絶対絶命


――――
――

時間が迫り沢田さんの畑まで移動していると、胸がザワザワと落ち着かなくなってきた。


(いよいよだ)


大人数でのタイムスリップが成功するのか、果たして戦国時代に戻れるのか。
佐助君のおかげで落ち着いていた気持ちに再び不安が蘇った。


謙信「舞」


不意に肩に手がまわり、暖かな温もりに包まれた。


謙信「何を不安に思う。俺が居るだろう?」


見おろしてくる強い眼差しが勇気づけてくれる。


「はい、弱気になって申し訳ありませんでした。
 精一杯お役目を果たしますね!」

謙信「ああ、傍でちゃんと見ていてやる」

「謙信様が見守ってくださるなら百人力です。ありがとうございます」


(ここにいる皆と一緒にあの時代へたどり着くために頑張ろう)


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