第48章 現代を楽しもう! ❀龍の眠る場所 R-18❀
(理性を手放してはならないっ)
己の欲に負けぬよう、歯を食いしばって耐える。
謙信「くっ、惑わせるな。お前に誘われると、抗いがたいっ」
欲は限界まで硬く張りつめ、鈴口からは子種を含んだ体液が滲んでいるだろう。
孕むのを避けているというのなら危惧するものなのに、せめてそれだけは許せと繋がりを解けない。
(やはり『避妊具』というものを手に入れておけば良かったか)
越後に帰ったなら不要のシロモノと思っていたのが間違いだった。
タイムリップに備え、今日明日は抱かないと決めていた今夜、まさか必要になるとは思わなかった。
『駄目だ』と断ろうとする俺の唇を、舞の唇が塞いだ。
謙信「っん…!?」
「ん、ん!はぁ…お願いです。もし、もしですけど離ればなれになっても、謙信様と一緒に居られる手段なんです。
あなたの一部を私に残してください」
心臓に矢が突き刺さったかのような衝撃を受けた。
そのセリフはあの宿で初めて抱いた時の俺のセリフだった。
あの時は俺が望み、今夜は舞に望まれた。ナカで達したいと、頭の中がふつふつと沸騰するように熱くなった。
(だが同じ轍は踏まないと決めている)
謙信「それなら猶更駄目であろう?
共に居ない時に孕んでいるのが判明したら、俺はまたお前を守ってやれない。俺は舞を守ると誓った」
柔らかい頬を両手で覆い、顔を寄せて言い聞かせる。
謙信「お前はすでに俺の一部で、俺はお前の一部になっている。離れたとしても誰にも切れぬ絆がある。想い合う心は互いのものだ」
「っ…」
子種がせり上がってきている。もう猶予はない。
謙信「イけ」
「ひゃっ」
俺の腰に足を絡ませないよう、両足を乱暴にかつぎあげた。
グチュッ、グチュッ!
蜜壺の奥をめがけて攻めたてる。
柔らかい肉で形成され、蜜で溢れかえっているにも関わらず、ザラザラと当たる場所がある。
今や舞は花芽よりも一番に感じる場所になった。
えぐるように擦り、突き上げた。
身体ががつがつとぶつかり合うほどの激しい交わり。
「やっ、あっ、あぁ!い、くっ、ん!…んっ…は…」
容赦ない攻めに陥落し、舞は絶頂を迎えた。