• テキストサイズ

☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第46章 現代を楽しもう! ❀準備編❀


――――
――

準備に一区切りがついた頃…

信玄様と謙信様由縁の品々を売ったお金はまだまだあったので、せっかくだからと遊園地や水族館、動物園などのてっぱんのレジャー施設に遊びに行った。

龍輝と結鈴は目を輝かせ、戦国時代に行けば見られなくなるからと、閉園までとことん付き合うこともあった。


スイーツバイキングに行ってみれば、謙信様が甘い匂いにやられて会場外で待つ羽目になったり、そのくせ『信玄と仲睦まじく甘味を楽しんでいたな』といじけてみせた。



佐助君が『眼鏡を新調しに行く』というから車で連れて行ってあげたら『一生分だ』とかなんとか同じフレームの眼鏡を10個いや、それ以上買っていた…。

佐助君が眼鏡を大量注文しているのを見て、私も感ずるものがあった。


(今は使わないけど……)


佐助「……老眼鏡?」


眼鏡屋さんの後に100均に来て、老眼鏡コーナーに立ち寄った。


「うん。今はまだ必要ないけどさ、ずっとあっちに居たらいずれ必要になるかなって……」


度数の弱いモノから強いモノまで、ひとつずつカゴに入れていく。
たとえ100均の商品とはいえ、老眼鏡の存在がない戦国時代にいけば一級品となるだろう。


(後世に残らないように、私が死んだら処分してもらうようにしておかなきゃ)

/ 1735ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp