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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第36章 現代を楽しもう! ❀年末年始編❀


あまりにスムーズに登っていったので龍輝が驚いている。


(ふふ、まさか謙信様も忍びの技術を持っているなんて思ってもいないだろうな)


『パパ、すっげー』っと喜び叫んでいる。


結鈴「パパ、結鈴をおいてかないで……」


アスレチックの途中で苦戦していた結鈴は泣きべそをかいている。


謙信「っ、すまん。ほら…」


謙信様はなんだかんだ結鈴には弱くて、甘い。
珍しく焦った顔をして手を差し伸べている。

そんな表情がやっぱり可愛いなぁって思う。
怒ると後から虐められるから言わないけど……。


謙信「舞、今何を考えている当ててやろうか?」


アスレチックの上から迫力のある笑みが真っ直ぐこちらに向いている。
謙信様のそばにはキョトンとした龍輝と結鈴の顔。


「え?そ、それはもう龍輝達のパパは『かっこいいな』と思っていましたよ?」


焦ってしまって子供達の前なのに『かっこいい』と言ってしまった…。


(は、恥ずかしい)


龍輝「わあ…ママったら」

結鈴「いつも仲良しだねー」

謙信「ふっ」


揶揄う二人の頭を、謙信様が優しく撫でていた。

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