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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第33章 蜜月の始まり(R18)


謙信「お前の身体は愛される喜びを覚えた。
 繋がる喜びを、快感の深さを知り、今以上に敏感に激しく感じるようになるだろう」

「え……」


予言めいたことを言われ『今以上に感じるようになったらどうなるの?』と背筋がぞくっとした。

私の不安に気づき、謙信様が目を細め頬を撫でてきた。


謙信「案ずるな。より高みに上がれるようになっただけのこと。
 お前の身体を花開かせたのは俺だ。そうなるよう俺が抱いている」


身体の下に腕が回り、ぎゅぅっと抱きしめられ、その拍子に入り込んだままの欲が膣壁をわずかに刺激した。


「ん……」


(さっきから、ずっと入ったままだっ…)


意識すると謙信様を見つめる自分の顔が熱くなった。


謙信「開かれた身体は、開いた男の身体を欲するようになる。
 だからもっと…もっと…俺に抱かれ、感じ、俺の形を覚えて…」


心をも震わせる大好きな声が途切れた。


「?」


人形のように整った顔立ちが睫毛が触れ合うくらい近付いた。


二色の瞳の美しさに息をのむ。


目を瞠り、ただただ美しい瞳を見返す。

視界いっぱいに広がる青と緑の双眸に釘付けになった。


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