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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第2章 夜を忍ぶ


女中頭「姫様?」


少しポーっとしたせいで怪訝そうに声を掛けられる。


「すみません。さ、続きをやりましょう」

女中頭「お疲れになったのではないですか?
 あとは広間だけですので、なんとかなります。今日はどうぞお休みください」

「いえ、大丈夫です!最後までお手伝いさせてください」


私は慌てて桶と雑巾を持つ。
始めたからには最後までやりたい性格だ。人手が足りないと聞いたらなおさら。


女中頭「姫様、ありがとうございます」


何度も頭を下げられ広間を一緒に掃除した。


途中秀吉さんに『そんな高い所を拭いて、落ちたらどうするんだ!』と無理やり雑巾がけを交代させられ、その後、秀吉さんを探しに来た三成君も加わって(はたきで障子に穴を開けてたけど)、4人で掃除することになり楽しいひと時となった。

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