• テキストサイズ

☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第11章 看病七日目 愛を交わす(R18)



「あ……ん!」

謙信「……っ、身体は『欲しい』と言っているぞ」

「でもっ、でも………ぁ」


流されそうになる意識を必死につなぎとめる。

本能に従い快楽のままに受け入れるのは簡単なことだ。
でもその行為は新しい命を宿してしまう可能性がある。

謙信様は最後まで言わずとも理解したようで、愛おしげに口づけを落とした。


謙信「それは俺にとって歓迎すべきことだ。
 お前を俺の傍に置く、確たる理由になるからな」


じゅ……ぐじゅ……ちゅぷ……


「はっ、ま、待ってくだ…さい、動いちゃ……あぁ!」


子供ができても構わないと言うけれど、私は……未来への影響を恐れた。
こんな時にまで歴史を変えるかもしれないという恐れが再び襲う。

待って欲しいのに、この状態で待つのはお互いもう無理なところまで来ていた。

逃しきれない快感が身体を駆け巡り、お腹が疼いて仕方ない。


謙信「舞っ、欲しい、お前がっ!!」


鋭い声で囁くと謙信様が私をきつく抱いたまま激しく動き出した。
容赦ない突き上げに頭が真っ白になった。


「や、やだ!あ、謙信様っ」


欲しい、本当は。

隙間なく抱きしめ合って、私の足は謙信様の腰に絡みついた。
お互いの首の後ろに腕を回し、口づけをかわす。


「ああっ…………イ…く、いっちゃう!謙信様ぁぁぁぁ!」


溜まっていた熱がこぼれた出した、それだけで抗い様もない快感が押し寄せ、視界が狭くなった。実が熟し弾ける寸前みたいだ。


「はっ、はっぅぁ」


膣がウネウネと動き、止まらない。


謙信「………達しろっ!……………くっ」


力いっぱい抱きしめられて、怖さはない。


「はっ、一緒に…!」


一緒に気持ちよくなりたくて悲鳴のように声を上げた。
一人で迎えるには大きすぎる快感だ。

怖さよりも寂しさが湧き出てくる。


謙信「はっ、馬鹿者。一緒に達したら…お前の中に注いでしまう。先に達しろっ」


切なさを滲ませた声でそう言われ、肩口に顔をむけるとパチリと目があった。


左右色違いの瞳が獰猛な光を宿し、でも品のある綺麗な顔が苦しそうに歪んでいる。


/ 1735ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp