第11章 看病七日目 愛を交わす(R18)
謙信「己の欲望ひとつ抑えきれない程、弱くない。
舞が望まぬなら……その願いを…聞いてやるだけだっ……は…ぁ」
快感を逃すために謙信様が軽く頭をふった。
こめかみから汗がツツと流れ落ち肌に濡れた筋をつけた。
汗で濡れた髪が、肌が、壮絶なまでに美しい。
いつも冷ややかな空気を纏って、厳しく冷徹な面もある謙信様なのに…今はどこまでも熱く、艶っぽい。
(こんなに私の気持ちを優先してくれて、嫌がる事は絶対しなくて……)
涙が溢れてきた。
謙信「っ!何故、泣く?」
「謙信様が優しいからです。こんなに優しくて、大事にされたらっ…嬉しくて、大好きな気持ちがいっぱいになって
……あなたの望みを叶えてあげたいって思っちゃうじゃないですかっ!」
はぁ、と熱い息をはいて快感を逃す。
欲しい、だめ、ほんとに?
だめ…
だめ…?
欲しい…よ…
耐えて我慢して…優しく愛してくれる謙信様が……好きだ。
こんなに愛してくれる人…他に居ない…ただ一人の人。
理性が融けていく……目の前の人が欲しい……欲しい!
抱き締める腕に力を込めた。
(っ、も…はじける…っ……!)
「はっ、謙信様、一緒が…いいです。私もあなたが欲しいです!」
愛しくて、早く満たして欲しくて、苦しい。
涙が出た。
謙信「っ!舞…」
「あ!?ん!」
(ナカ…謙信様の…おっきくなった)
謙信「やっと…はっ、お前を…」
「け、んし…ん…さま、あっ、あぁ、ひぅ…っ!はや…く……っ」
謙信「すぐだ…っ」
謙信様の腰が大きくグラインドして子宮口を突いた。
「………~~~~~~~~!!!」
気持ち良すぎて声が出ない。
初めて味わう絶頂がすぐそこまできている。
快感の頂きに何度も押し上げられては途中で止められ……もう我慢できなかった。