第92章 現代を楽しもう! ❀デート編(R-18)❀
ぬりゅぅ……ぐっ!ぐ…ぐぐ……
「……ぁ」
先端が最奥にぴたりとくっついて………離れていかない。
私の不安を忘れさせてくれる極上の触れ合い。
謙信「は……舞……」
入口もナカもフルフルと小刻みに震え始めた。もう、限界だ。
謙信様はきっと気づいていない…私がこんなにもあなたを愛していることを
目一杯愛されている時に感じる不安を…
あなたを失いたくない
あなたの愛を失いたくない
「ぁ………謙信様、愛して…います。ん!!イクっ…………ふ、ぁ」
謙信「っ、俺も愛している。どうしようもなく…舞を愛している。
っ、……息を……吐け…」
掠れ声で言われ、意識して大きく息を吐いた……
(あ……な、に、これ………)
息を吐いたのと同時に、最初に下腹の熱が静かに爆(は)ぜた。
駆け上がるような絶頂ではなく……じわりと……謙信様がくれた愛情で満たされるような……砂糖のように甘く、幸せな絶頂だった。
謙信様は飴を練(ね)るようにして、優しく、甘く抱いてくれた。
緩やかに、大きい波に…溺れそうになる。
「ぅ……ん……はぁ、ぁ、すごい……はぁっ」
(こんなの…はじめて…だ…)
本当に身体が溶けてしまいそうな快感だった。
力が入らないように意識を向けていると、唯一ヒクンヒクンと動いている場所があった。
そこだけはどうしても動きを抑制できない。
「はっ…………はっ…………ぁ」
(うそ………は、ずかしい…!)
物欲しそうにひくついているのはお腹の奥…。
激しい律動の末の絶頂では気づかない、卑猥な動きをしている。
秘肉の動きを最小限に抑制され、謙信様を絶頂に促せないもどかしさなのか…そこだけが激しく震え、ヒクンヒクンと動いている。