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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第92章 現代を楽しもう! ❀デート編(R-18)❀


謙信様の自制心の強さがもどかしい。
自制して欲しいなんて少しも思っていないのに。

むしろそんなものをかなぐり捨てて……私を求めて欲しい。
温度の低い指先で、唇で、私に触れて欲しい。


「謙信様……抱いてください。私も今日は変なんです。謙信様のことしか考えられないくらい、激しくして欲しいんです。
 指輪を貰った時から…改めてプロポーズされて、真っすぐな言葉に心が震え……今以上に謙信様のものになりたいと求めているんです」

謙信「それ以上…言わないでくれ。俺を誘惑するな…」

「嫌です。抱いてください。
 口と、お尻………今日、あなたが注いでいない場所が…あるでしょう?」


太ももをすり合わせると蜜が溢れている。

謙信様の喉が呻きを抑えこみ、ぐっと鳴った。


謙信「くっ……もう、お前の身体に負担をかけたくないというのにっ!!」


謙信様が飛びのき、乱暴に羽毛布団をどかした。

ばさっと音をたてて布団が床に落ちた。バスローブの紐は最初から結ばれておらず、難なく前を露わにされた。

私の肌を隠すものは無くなり、まっさらな裸を謙信様に晒した。

謙信様がもどかしげにシャツのボタンを外している間に、私はズボンのベルトを引き抜いた。


(大人しく待っていられない。謙信様にもっと…愛して欲しい)


ジーンズの前を寛げて、中に指を差し入れると、まだ半分しか起ちあがっていない。

上半身裸になった謙信様は一旦身体を離して下も全部脱ぎ捨てた。


謙信「イかせてやる…が、気を失うなよ?結鈴と龍輝が待っている」


寄せられた口から、はぁと熱い息がかかった。

私の頬に指を滑らせながら、謙信様は昂りを扱いている。


(いれて…くれるんだ)


半分しか起ちあがっていなかった欲が、謙信様の手の中で完全に大きくなっている。


「はいっ、嬉しい……謙信様っ」


両頬を手で包み、荒い息を吐く唇を唇で塞いだ。


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