第92章 現代を楽しもう！　❀デート編（R-18）❀

「ん、んっ」

謙信「ん、は……舞っ、舞っ」

「そんなにしたら…」


扱いている手に手を重ねてやめさせようとすると、謙信様が首を振った。


謙信「俺はお前を差し置いて２度達している。最初から付き合えば長くなる。
　お前の負担を減らすために、っ、もう少し待て」


目の前に私が居るのに自慰をしてくれる。
細められた目にはありありと欲望の色が浮かんでいるのに。


「…でも……」


恥じらいはとうにどこかへ消えている。
ここまできたら多少の無理なんて気にならない。


「長くなっても、痛くしても良いです…。私を嬲って…謙信様。
　手じゃなくて私で気持ち良くなって欲しいです。お願い…早く私を…愛してください」


私が辛くならないように自慰をするのも愛情なのに、酷いおねだりだ。

目を合わせていた謙信様は目を瞑って顔をそらした。

私の顔と言葉にまるで毒でもあるかのように…それを振り切ろうとしているかのように首を振った。

誘惑を退けて自慰している振動が伝わってきて、堪らなくなる。

太ももを寄せて欲の先端に押し付ける。


「…濡れてる…謙信様……入りたい…のでしょう？」


先走りを内ももに塗り付けるように動かすと、謙信様の息が乱れた。


謙信「舞っ、はっ、お前の誘惑は抗いがたいっ！
　己の欲望を抑えきれなくなるっ」


内ももに手がかかり、足を外側へ開くように押された。

熱い昂りが押し付けられたかと思うと、そのままズプリとナカに入り込んできた。


「ああ、ん！」


濡れに濡れて待ち構えていた蜜壺が、滑らかに謙信様を迎え入れた。

抜き差しすることなく謙信様の情欲は進み、最奥まで辿り着いたところで止まった。


「あ、気持ち、いい……」


さっき繋がった時はビーズの圧迫で、気持ち良さよりも痛みのほうが勝っていた。

今は後ろの窄まりに鈍い痛みを感じるだけで、気持ち良い。

はぁ…と歓喜の吐息がこぼれた。