第92章 現代を楽しもう! ❀デート編(R-18)❀
謙信「気持ち良かった…。可愛い口が俺の男根が犯しているのを見て昂らないはずがない。自制もきかずに吐き出してしまった。
舞を絶頂に導くのは好きだが、導かれるのは…負けた気になる。
女に導かれるのは慣れていない」
言葉の端々に『悔しい』という気持ちが滲んでいる。
「慣れてくれても良いですよ…?」
謙信「そう何度も舞の手を煩わせるわけにはいかん。やはり俺は愛でる方が性に合う」
謙信様の腕が動くと湯船に浮かんでいる泡がシュワァ…と弾けた。
謙信「またひとつお前の『はじめて』をもらった。口を汚したのは本意ではなかったが、その点はひどく嬉しい」
(良かった、嬉しいって言って貰えた)
力強い腕に抱きしめられて、安堵して目を閉じた。
謙信「風呂から上がったら、今度は俺が愛でる番だ。眠ってくれるな?」
目を瞑ったまま頷いた。
謙信様の達する姿を見た身体が、ふつふつと熱をこもらせている。
この後の交わりを期待して、胸が高鳴った。