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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第81章 不思議な夢


謙信「泣き止め、結鈴。俺が居るだろう?」

結鈴「だってパパはみつひでさんじゃないもん!
 結鈴は、みつひでさんがいいの!」

謙信「っ」


ショックを受けて言葉を詰まらせている姿が可愛らしい。謙信様に隠れてくすっと笑ってしまった。


信玄「ふっ、謙信も人らしくなったな」

「ふふ、そうですね。出会った頃と別人のようです」

信玄「姫のおかげだろう…?ほら光秀の贈り物を渡しておいで」

「はい。あ、そうだ!信玄様、とっても嬉しい報せがあるんです。でも私から言うのはもったいない気がするので、もう少しお待ちくださいね」

信玄「?……わかった。楽しみにしてるよ」


大人の余裕を滲ませ、信玄様がふんわり笑った。

再会した幸村は信玄様よりも年上に見えたけど、大人の落ち着きは信玄様の方が上みたいだ。


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