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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第81章 不思議な夢


「いつでも一緒に居てあげてください」

信長「無礼と言う言葉を知らんのか。
 俺にそのような態度をとるのは貴様以外おらん」


信長は呆れているようで、愉しそうにしている。

そして『猿はここで充分だ』と呟き、袖の袂(たもと)に秀吉人形を放り込んだ。

この上ない幸せに包まれて、秀吉は舞に感謝した。


(ありがとな、舞)


たとえ人形であろうと信長とともに居られるなら、それだけで充分幸せだ。


(時々俺を思い出してくださるだろうか…)


信長の姿を目の奥に焼き付けるように見つめる。
『来世で巡り合う気がする』と言われ、心震えた。


どれほど先になるかはわかりませんが生まれ変わったなら


…必ずあなたの元へ参ります


その時こそはずっと…


互いのどちらかの命が消えるまで


支えられる人間でいたい


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