第81章 不思議な夢
「秀吉さんにまた会いたかったな」
光秀「お前は本当に秀吉が好きだな。
来世で兄妹になれるよう、神仏に祈ったらどうだ」
「それは名案!私、お願いします!
光秀さんもたまに良いこと言いますね!
兄妹かぁ。秀吉さんがお兄さんだったら…ふふ、いいなぁ」
明るい雰囲気を漂わせ、舞が笑っている。
光秀「たまにとは心外だな。いつも懇切丁寧に助言をくれてやっているだろう?
しかしどうひっくり返しても舞にとって秀吉は『兄』なんだな?」
秀吉も『兄』以上の対象に見られないことを残念に思いながら、しかし、それでもいいかと思う。
「どういう意味ですか?」
信長「貴様の鈍さは筋金入りだ。いや、筋金では足りん。図太い鋼鉄でも入っておるのだろうな」
豪快に信長が笑ったところで場面が変わった。