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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第81章 不思議な夢





女が一人、縫物をしていた。
俯き加減なので顔はよく見えないが、せっせと針を進める姿を



どこかで見たような気がした



(誰だ?俺は…こいつとどこかで会ったことがある)


すぐに思い出せない。

最近の記憶ではないと記憶を遡っていく。


(胸が騒ぐ…こいつは誰だ)


もどかしい思いで記憶を探っていると、ひと際眩しく輝く記憶をみつけた。


『秀吉さん、私、服を…着物を作るのが好きなの』


心地よい女の声を思い出し、秀吉は目を見開いた。


(この女はもしや…)


近づき、顔を見たいのに体は浮いたままだ。
どうやらこの体は秀吉の意思で自由に動けないようだ。


女の顔を見られないうちに、目の前の風景がガラリと変わった。



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