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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第78章 過去からの来訪者


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あんなに降り積もっていた雪はどこへいったのか、蝦夷に遅い春がおとずれ、季節は夏に移り変わった。

皆がそれぞれ働きに出かけ、子供達も農作業のお手伝いに出かけた頃。
私は部屋で繕い物をしていた。


「ふふ、できた」


完成した真っ白な産着を目の高さまで広げた。


謙信様の予感は的中していた。

私のお腹の中には、今、赤ちゃんが居る。


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