第74章 ひとつになりたい(R-18)
体液を塗りつけている興奮で、耳の奥がドクドクとうるさい。
謙信「そのまま触っていろ。俺はお前に触れる」
謙信様の指が私の足の間に伸びてきて、触れた。
とっくの昔にお腹の奥は火が灯ったように熱くなっていて、そうなれば無論蜜壺は……
…チュ………クチ……
「んっ!!」
謙信「こんなに濡らして……期待しているのか?」
薄い笑いを浮かべ、私と目を合わせたまま指を動かし始めた。
花芽を指で挟んで刺激し、蜜口の具合を確かめるように指で触れてくる。
「ん、や……っあ!」
指でもいいから欲しい。
もう何か月も放っておかれ、快楽に飢えている。
謙信様がくれる刺激が欲しくてたまらない。
謙信「指が欲しいか?なら、留守になっている手をもっと動かせ」
緩んでいた手の上から握られ、謙信様の欲をギュッと握った。
謙信「このくらい強く握っても痛くない。気持ちよくさせてみろ?」
教えられた強さで握ったまま上下に擦り、スピードを速くしていくと先端からトロトロと雫がこぼれ、握っている手についた。
謙信「…っ」
謙信様の表情が快感で歪んだ。
(さっきまでの苦しそうな顔は、気持ち良いのを我慢してたのかな…)
ツプ…
蜜口に触れていた指が、二本、ナカにつき立てられた。
慣らしながらではなく、一気に根元まで入れられ、身体が跳ねた。
「んっ!んんっ!!」
口を引き結び、動きが止まったのに合わせて息を吐いた。
謙信様が身をかがめ、髪に触れた。
謙信「声を我慢するな。聞かせてくれ。
お前の啼く声が聞きたい」
「あ……無意識に声を我慢していました」
あの家では子供達に万が一にも聞かれないよう、ここ1年ずっと声を抑えてきた。
そのせいで癖になってしまったようだ。
謙信「ここには龍輝も結鈴もいない。他の客に聞かれるのは癪だが、今しか舞の声を聞けない。今日は許す……思うままに声をあげ、俺を感じろ」
膣に入れられた二本の指に膣壁を擦られた。
ピチャピチャと水音が響き、恥ずかしくて顔を覆いたくなった。