第74章 ひとつになりたい(R-18)

（もうこんなにいっぱい濡れてるんだ）


綺麗な肢体が覆いかぶさり熱い舌が乳首を転がす。
反対の胸は揉みしだかれ、大きな手のひらの中でムニュムニュと形を変えた。


謙信「この柔らかさはいくら堪能しても足らないな」


乳房の感触を楽しみながら主張している先端を甘噛みしてくる。
イタ気持ちいい刺激が乳首から全身へ、そして下腹の熱へとたどり着く。


「…ぁ、ん、謙信様っ」


辿り着いた下腹のすぐ下で、クチュクチュとナカをかき混ぜられ、たまらなくなる。

硬い欲を扱く手から力が抜けた。

謙信様にも気持ち良くなって欲しいのに、与えられる快感の強さに負けてしまった。

膣壁をほぐすように長い指がナカでぐるりと回転した。

一度だけでなく何度も指がグリグリと回転し、閉じている道を強制的にほぐしていく。


「ああ！や、も、欲しい」


お腹の奥がぎゅっと収縮し、もっともっとと声を上げている。
欲しいのは指よりもっと大きいもの。もっと気持ち良くなりたい。


身体をくねらせて疼きに耐えた。


謙信様が足りなくて禁断症状を起こしているみたいだ。
ひとたび触れられてしまったら欲しくてたまらない。

指が引き抜かれた花の中心が蜜をこぼして熱くなっている。


「謙信様……」


手放していた硬い欲を捕まえると、花の中心にあてた。

お互いがこぼした蜜が混じりあうように腰をくねらせると、手の中の熱が一段と硬さを増して大きくなった。


謙信「っ、舞、まだ駄目だ」

「も、だいじょ…ぶだから、欲しい、です」


もう我慢がきかない。


「お願い、謙信様…」

謙信「っ、もう少し愛でさせてくれ。隅々まで堪能したい。そう待たせないうちにくれてやる」


謙信様が腰を押し付け、欲の先端が蜜口をわずかに広げた。


クチュ…


「ああっ、このまま、欲しいっ、です、謙信様」


入口を少し広げられただけで歓喜して迎え入れようとしている。


謙信「もう少しお預けだ…」

「い、じわる…」

謙信「そう言うな。お前の身体にもっと触れたいだけだ」