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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第72章 おまけ


――――
――


帰蝶「この部屋にいろ。言っておくが逃げようとしても無駄だ」

「逃げません。この姿で逃げられると思っていませんし」


『俺が贈った晴れ着を信長にみせてやれ』と謙信様に強く言われて、晴れ着のままだ。
こんな重たい着物を着て逃げられるはずがない。

謙信様がせっかくくれた着物を脱ぎ棄てるわけにもいかない。


元就「威勢のいいお姫さんだな」


二人はぞっとするような笑みを浮かべて部屋を出ていった。


「部屋の外には見張りが居るし、窓の外も同じだろうな……」


(正月早々誘拐されちゃうなんて…)


情けない…。



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