第72章 おまけ
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謙信「俺からのお年玉はその晴れ着(魅力500)と、恋のはーと560個だ」
「さ、流石謙信様…。早期特典と全コレ称号ゲットだ…」
謙信「何か言ったか?」
「い、いえ、ありがとうございます。
遅くなってしまいましたが挨拶をさせてください。
昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします」
謙信「今年などと水くさいことを言うな。
来年も再来年も、ずっとこの命尽きるまでお前とは『仲良く』したい」
信玄「おっと、家臣達の目の前で大胆だな?」
騒めく広間の様子なんか気にせず謙信様は態度を変えない。
謙信「いっそのこと、このまま春日山に住むか?
お前の部屋は俺と一緒になるが……」
「い、いえ!心臓麻痺を起こしそうなので遠慮させて頂きます!」
(なんか顔が熱い!)
「と、トイレに行ってきますっ」
そう言って立ち上がると、その場の面々が『?』という表情をする。
佐助君だけがわかって『案内するよ』と立ち上がってくれた。