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☆一夜の夢☆〈イケメン戦国 上杉謙信〉

第72章 おまけ


――――
――

慶次「舞、道場の掃除はここに居る奴らでどうにかするから、そこで訓練の見学でもしていろ。
 朝から働き通しだろう?」

「え?だって新年を迎えるために、いつもはしないところも掃除しようかなと思って。
 この槍や木刀を立てかけておくこれとか、普段あまり掃除しないでしょう?」

慶次「それは俺がやっておく」

「いいよ、慶次は槍の訓練で忙しいでしょう?
 あ、そうそう。さっき厨で余っていた野菜を貰っておいたの。
 慶次の部屋の前に置いておいたから、御殿に戻る時に似生のご飯用に持って行ってね」


話をしながら舞がテキパキと掃除していく。


慶次「ほんとにお姫さんらしくない女だな。
 今度似生に会いに来てくれ。舞が来るとあいつはいつもの倍、ブーブー鳴いて喜ぶからなっ」

「ふふ、ありがとう!
 今年はお世話になりました。
 年が明けたら御殿に新年のあいさつにお邪魔するね」

慶次「おうよ!こちらこそ世話になったな。
 正月は気ぃ使わなくていいから、手ぶらで来いよ」

「はいはい」
 

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