第12章 身の危険
ジョンハン:「やっぱりヌナは何かあるとジョシュアなんだね。」
ボディガードが先導して会議室のドアが開いた。
ノア:「美鈴!!」
ノアが美鈴を抱きしめた。
エスクプス:「ヌナ・・・。」
ジョンハン:「僕たちは何もあってないから大丈夫だよ。僕たちはヌナを信じてるし、味方だよ。」
SEVENTEENは美鈴を見て頷く。
ノア:「私もオンニ達もいるから、ジスたちも。美鈴に指一本触れさせない。」
美鈴:「ありがとう。哥哥もオッパ達に話していると思うけど、ウォレスがストーカー被害にあっていることは噂で聞いたことがある??」
ノア:「モデル達から聞いたことがあるよ。」
THE8:「僕とジュンヒョンはウォレスヒョンと仕事したことがあってその時、ストーカーが現場に来て女性モデルが襲われた。」
ジュン:「僕とTHE8は離れて控えていたからケガはしなかったけど、一緒に撮影していたモデルの子が刃物で刺されてスタッフが取り押さえようとして切りつけられて現場は騒然としたよ。」
ホシ:「僕もその話はマネージャーから聞いて全員知ってる。僕たちのサセンペンかもしれないから暫く警護が付いたよね。」
ウォヌ:「そうそう。」
美鈴:「あの事件が発端でストーキング行為から傷害行為へ変貌してどんどん行為がエスカレートしていった。香港で聞いた話はとうとう殺人事件まで発展して婚約者の噂が広まっている中、相手が私をいつ突き止めるか分らない。そこでインターポールが動いた。」
ノア:「国をまたいで事件が起こっているのね。」
美鈴:「ビンゴ。ウォレスが仕事する場所で事件が起こり被害者が増えている。犯人は分かっているのに捕まえられない。」
ジョシュア:「世間の目が想像以上に警察への非難に回った。警察の後手に回る現状に恐怖の連鎖が始まったんだね。」
美鈴:「世間の目があっても事件が起きるそれに不安が大きくなっているからウォレスに非難の言葉もかけられるようになったの。それで大哥は仕方なく婚約者がいてストーキング行為があったことを公表した。」
ミンギュ:「それじゃヌナに危険が及ぶのにどうして❓」
ノア:「名前は伏せてアンソニーさんと美鈴のおじい様との間での話も公表したのよ。世間はウォレスさんへの非難は減りストーキング行為している人物へ矛先が変わった。」