第8章 嫉妬?
店員①:「いえいえ、普段と仕事の時と違いすぎるので友達にも気付かれないのです。無理もないです。」
店長:「私たちも気付けないですよ(笑)。」
美鈴:「そうなんだ( ^ω^)・・・。」
彼女たちのからのプレゼントに驚いたが、思いを受け取り快くプレゼントを受け取った。
ノア:「このデザインは私が考えたんだけど、彼女の思いを受けて作ったのよ。他ならぬ美鈴のためだから。」
定員①:「美鈴さん、サセンペンが言っていたのですが・・・。」
美鈴:「どうしたの?サセンペンが何かしたの??」
定員①:「あ、大丈夫です。彼女たちが噂していたことがあって。ある女性アイドルがガチでセブチを狙っていて、サセンペンからcaratへ広がっているようで。」
ノア:「それ聞いたことある。スタリストの間でも広がっていてね、今回の美鈴の件があってうちの事務所のスタイリストが心配していたのよ。その女優がめっちゃ立ち悪いから。」
定員①「その女優が美鈴さんのことを知ってかなりヤバいことになっていると。嫉妬に駆られて周りの人に美鈴さんの事を聞き回っていると。」
店長:「私たちも業界に関わっているので色々なところからその女優さんの話は聞いています。良い話は一つも聞かない方です。アイドル時代は会社が抑えていましたが、女優になってからは歯止めがきかないので何度も警察沙汰になって女優業も続けれない状態だと。」
ノア:「そこまでいってんだ、あの子。」
美鈴:「ノア、知ってるのその女優さんの事。」
ノア:「まぁね。アイドル時代にスタイリストしていたことがあって顔見知り程度だけど、女優になってから接点なくなってからはウワサ話しか聞いてないからなぁ。いいウワサは確かに聞かなかった。」
噂の女優は、アイドルとして出たものの鳴かず飛ばずになり、女優に転身した。演技の実力はそこそこあった。
共演女優からイジメにあっているなどSNS等で書き込みがあり注目を集め、一時期は悲劇のヒロインとして持ち上げられていたが、スタッフや共演者からの暴露があり立場が一転した。
クラブ店内での暴行事件を始め、飲酒運転からのひき逃げ事件を起こすもマネージャーに罪をかぶせ逃げた。
この事件は、幸い死亡事件になっていないので罰金刑で終わった。