第7章 パパラッチの罠
美鈴が到着して事情説明をする中、ジスと鈴美、宇航は部下たちに謝罪会見や公演中にサセンペンに説明することを伝えた。
ノア:「美鈴、大丈夫?」
美鈴:「私は大丈夫よ。ペンたちが心配なだけ。信頼してくれていた分、裏切った訳だから。」
ソンス:「美鈴ちゃんが裏切った訳ではないよ。男性に見えるようにしてたが、性別を偽っていたわけでもない。警護の職業上は話せないこともあるわけだから。」
美鈴:「オッパ・・・。」
ソンジュ:「美鈴ちゃんは、いつも通りペンたちに接して話してあげて。名目上、謝罪会見ってなっているけど。」
美鈴:「オンニ、ありがとう。」
ノア:「美鈴なら大丈夫。ペンたちもわかってくれる。」
ソンス、宇航たちが先回りし準備を進めた事もありパパラッチたちの動きを止め、ペンたちにも騒ぎにならず話をすることができた。
YouTubeでの謝罪会見もペンたちの心に響き、初めはやはり反感もあったが普段の美鈴の対応や接し方を見てその騒ぎも収まり、警護のペンたちまでできていた。
ノア:「美鈴、やっぱりあなたは凄い。」
ノアが美鈴を抱きしめる。
美鈴:「何がよ。」
ノア:「あの子たちを虜にして。あのファンクラブ???」
ジス:「あの件があったからではないんだよ。元々、騒がれ始めたときに密かに作られていて、今回に件でペンが増えて存在が知られた。」
美鈴:「ファンクラブの名前なんだったっけ?」
シヌ:「花郎(ファラン)ですよ。花のように美しい男たち。」
ミンジュン:「美鈴ヌナは女性だけど男性にのような妖艶さもあるからじゃない?」
美鈴とノアは顔を見合わせて((´∀`*))ヶラヶラ
ジス:「高校時代から変わらないな。」
美鈴:「あの時は相手が勝手にだったけど、今回は断定できる恰好ではなかったけど。」
ジョンウ:「性別を超えてヌナは人を引き付ける魅力があるんだよ。」
ギヨン:「人たらしだからね(≧▽≦)」
美鈴は苦笑いをし、ノアとジスは失笑した。
ジス:「普段のように話して何かあれば俺たちがフォローするから。」
ジスたちも美鈴と共にペンたちの前で一列に並び、事の真相を話すのであった。