第4章 再会
ジス:「美鈴、緊張とけたか?」
美鈴:「少しは解けたけど・・・。めっちゃ、メンバーに見られてる気がするのは気のせい??」
ソンジュ:「美鈴ちゃん、お父様の事故から記憶が途切れてるのよね?」
美鈴:「はい。でも、ソンジュオンニとソンスオッパのことは覚えてます。父によく連れられて、食事したことや勉強を見てもらったこと・・・。すみません、馴れ馴れしいですよね。」
ソンス:「ソンスオッパ、久しぶりに聞いたよ。前みたいに話してくれた方が僕たちはいいよ。なぁ、ソンジュ。」
ソンジュ:「そうよ、妹が帰ってきたんだもん。あの子たちも、ヌナが戻ってきたと思いだしたら喜ぶわよ。」
ジス:「それなんですが、美鈴。彼らとの記憶がなくなっているんです。」
ソンス:「そうなのか・・・。そのうち、思い出すだろうし、大丈夫だ。」
なぜか、ソンスオッパの言葉に安心する美鈴。
父と似て、豪快であり説得力のあるソンスオッパ。
母に似て、優しさと穏やかに無邪気な笑顔のソンジュオンニ。両親が仕事でいない時、いつも傍にいてくれた2人には、韓国の唯一の思い出として残っている。
ソンジュ:「彼らと話してきなさいよ。ジスくんも、」
ジス:「美鈴、とりあえず話さないことには始まらないし、行くぞ。」
美鈴:「ソンスオッパ、ソンジュオンニ、ありがとう。」
ソンス:「行っておいで。」
2人に背中を押されて、ジスとともにSEVENTEENのメンバーの元に
ジス:「エスクプスさん、よろしくお願いします。」
エスクプス:「ジスさん、僕より年上なんですからさんはいりません。遠く感じてしまうので。ジスヒョンと呼んでもいいですか?」
ジス:「ありがとう、エスクプス。ヒョンでいいよ。」
エスクプス:「美鈴ヌナ・・・。」
美鈴:「ごめんね、みんなと仲が良かったんだよね。この空気感は覚えてる。少しずつ思い出すから。」
DK:「ヒョン、ヌナが困ってる。」
DINO:「ヌナ、すぐに思い出すから。気にしなくていいよ。」
エスクプス:「お前ら、俺を悪者にする気だな。さっきまで、ヌナに絶対に思い出してもらうって意気込んでいたくせに。」
スングァン:「まぁまぁ、ヒョンいじりはいつものことじゃない(笑)」
美鈴:「((´∀`*))ヶラヶラ この感じ、めっちゃ懐かしい。」