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カタルシス【呪術廻戦/R18】

第10章 嫉妬心


朝日が昇り、達の眠る寝室に光を差す。
カーテンの隙間から覗く日光に五条は表情を墾めた。

力を込めた腕の中にはがいる。
五条は未だ眠気に滲む視界に彼女を映した。

は安心しきった表情で眠っている。

「…ふふ、可愛い。、起きて」
「……ん、」
五条はの頭頂へキスを落とす。
長い睫毛を揺らして、は目を覚ました。

「おはよう」
「…おはよ、ございます」
「…身体、つらくない?」
「え、……あ、」

は昨晩の事を思い出し、表情を真っ赤に染めつつ頷いた。

「平気……です」
「あっはは、顔真っ赤。可愛い。昨日初めてイったんだもんね」
「言わないでください!」

五条は揶揄う様に笑った。






「そういえば今日、僕に着いてきて貰うから」
「どこに行くんですか?」
「高専」

五条は教員の制服に着替えながら、に告げる。

「高専…?でもお薬は貰ってますし、私何か用がありました?」
「いや、僕に用がある」
「?」

五条の意図が分からず、小首を傾げるに五条は困った様に笑いながら息をついた。

「あのね、。君は強い呪いに襲われたんだよ?そんな子を1人にするほど僕は馬鹿じゃないし、何より君は僕の恋人なんだ」
「…こい、びと、」

再度の顔が赤く染まる。

「ってほんとにウブなんだね」
「うるさいです!」



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