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カタルシス【呪術廻戦/R18】

第4章 ※応急処置



「・・・ん、」

は、硬く瞳を閉ざして、僕からの口付けを享受する。

しかし、ただのロ付けでは意味が無い。

僕はの顎を掬うと、容赦なく彼女の口内へ舌をねじ込んだ。

びくりとの肩が揺れる。構わず、僕はの口内を舌で犯す。

「・・・っんぅ、・・・ぁ、」

の甘ったるい声が、互いの間から響く水音に混ざって、空気に溶ける。

の唾液を舌で掬い取り、嚥下する。少しずつの呪力に混ざった僕のそれが、体内に戻ってくる。

同時に、から溢れる呪力の量も徐々に減っていく。

「・・・ふ、ぅ、・・・・ごじょ、さ・・・」

そろそろ良いか。

仕上げに、の舌先を強く吸い上げれば、彼女の口から一際甘い声が漏れた。

「・・・ん、?」

ゆっくりと唇を離せば、は瞳から涙を一筋零した後、再び意識を手放してしまった。

しかし、先刻に比べて呼吸は落ち着いており、身体の熱も引いている彼女の様子に安堵する。





「はあ・・・、やっちゃったな」


安堵感と同時に、襲い来る背徳感。
僕は深く、深く溜息を吐きながら、の憂いが滲んだ寝顔を見下ろした。
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